いい意味で諦めようと思う。
- Pepuco null
- 11月19日
- 読了時間: 3分

先週、記事の制作・編集ができる会社の中途採用試験を受けた。
一時期、Twitter界隈でもたくさん記事が流れていた媒体で、最初は偏向的な思考を押し付けられるんじゃないかと思いあまり気乗りしなかった。
仲の良い友人に相談したところ、今はそんな印象ないよ、と言ってくれたのと、自分で記事を読んでいてその頃と比較すると、今はだいぶ偏向的な思考を感じることはなかったので面接を受けた。
もし面接を通過すれば次は取締役面談で、それをクリアすると、私は晴れて現職を辞めることができる。
でも、受かってる気はしない。
なぜかというと、「今の状況から抜け出したい」だけの転職だからだ。
もちろん、今所属する媒体よりももっといろんなジャンルの記事を取り扱える、かつ編集の経験を積んでいける点はとても魅力的で、転職できたら今よりももっと頑張れると思う。
だが、もう辞めたい、違う仕事がしたい、やすみたいと考えて受ける転職試験で、うまく言った経験は私の人生ではなかったと思う。
その時の感触と同じ感じがする、だから受かってないと思う。
あ、でも。書いてて思い出したけど、今の会社に入るときも前の会社で確かリーダー(課長の一歩手前)みたいなのになれなくて、それで現状から脱出したくて転職したんだっけ。
……とにかく、人生ってそんなに甘くないと思う。
受かってない気がするのはもう一つ。面接中に聞かれたことに対してちゃんと答えられたかどうかが、自分ではもうよくわからない。笑
だから、早く転職エージェントから「応募求人の選考結果」とかいう件名で、不採用になったことを知りたい。お願いだから早く届いてほしい。そう思って6日が経過している。
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なんとなく、言葉にして書き出すのは現実になりそうだからやめようと思っていたのだけど、自分のブログなので書いてみようと思う。
今回の転職試験が不採用だったら、私は他社への転職をあきらめようと思う。
もうひとつ、編集とか、記事を作る仕事を目指すことをやめようと思う。
面接で話していて、(おそらく)高学歴の編集者たちの経歴と、私の生い立ち・学歴、頭の回転も含め似ても似つかず、かなうわけない、同じ土俵でやっていけるわけない、と思った。
うまく言えないんだけど、私はその仕事に就く人にはある一定の人生のエリアというか、「こういう仕事につく人は大体こういう人生」みたいなのがあると感じている。
(それが良いか悪いか、とかをいいたいわけではない)
昔知り合った札幌の雑誌の編集長に、私も編集者になりました!とデカい顔をしたかっただけで、記事をつくったり編集することは、私のジャンルではないような気がしてしまった。
16年くらいたって、やっと気づいたのかもしれない。
何を意固地になっていたんだろう、と思う。
約束したい、決してネガティブな気持ちではないが、
これはいい意味の諦めなのではないかと思う。
私は小さい頃からどうしても、ないものねだりしてしまう。
自分がいる場所も悪くないのに、高みを目指しすぎて届かなくて
一人で勝手に悲しくなっている。
自分の力はこの程度だ、ここでできることをやろう、
と納得するのもひとつの人生だと思う。
諦めてどうするの、という話だけど、今はうまくいけば結婚したいと計画している。
もともと、私は自分の母親のような人生はイヤだった。社会人としては素晴らしいけど、母親としては60点みたいな、そういう女の人にはなりたくない。
ひとりで生きていくのはとても大変だ。
恋愛とかはもういいので、ちゃんとしている人と結婚して、協力して誰かと生きていきたい。
本当に諦めるかわからないし、結婚できるかどうかもわかりませんが。笑
なんとなく、今思っていることでした。




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