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思ってたのと違う人

  • 執筆者の写真: Pepuco null
    Pepuco null
  • 4月2日
  • 読了時間: 3分


人間関係において、第一印象はとても重要だ。


私は小さい頃からずっと、第一印象で相手がどんな人なのかを決めてきた。最初に話した感じがあまり感じ良くないと、あまり好きになれなかった。最初の印象が悪ければ、そのあと会話もほぼしない。会社でも、行きつけの飲み屋とかでもそうだった。


しかし、ここ1年くらい、苦手だけど共通の友人と仲が良かったり、仕事で席が隣だったりしてどうしても話さなければならなかったことがある。


イヤだなぁこの人感じ悪いんだよな……と思いながらも、ここは大人。こちらが感じ悪くしないように、普通を装って話していた。そうすると、初めて会ったときは私が感じ悪くしていたから相手も警戒していただけで、相手は私が思ってたよりもずっといい人で、私が普通に接することで仲良くなった、ということがこの1年くらいで数回続いた。


一人目は、職場で席が隣になった子で、2年前くらいに転職してきた子だ。一人でよくしゃべってるイメージがあり、ほかの人と話してるのを聞いていた時は自意識過剰な感じがして、苦手だった。


だから隣の席になったとき、あーどうしようっって。思って。でも、その子が出社してきて、私も出社しているときはその子(Aちゃんとしよう)は毎日話しかけてくれる。


「はぁ……ぺぷさん、どうですか、仕事の調子は。私めっちゃ忙しくて~……」

「(突然犬の写真を私に見せて)見てください、かわいくないですか?うちの犬です」


そのころ、会社でほとんど話す人がいなかった私はちょっとうれしかった。それで、色々話していたら共通点もあることに気づいて、今はすっかり仲良しになった。


もう一人は行きつけの飲み屋さんで知り合った看護師をしてる女性だ。すごく若く見えて、私より1~2個年下くらいかな、という感じだった(この人はBさんとしよう)。


その行きつけのお店の店長が当時は男性だったので、Bさんがその人を狙ってるという話も聞いてた。店長は既婚なのにな~、そういうの関係ない人なのかな、と思って苦手だった。


でも、共通の飲み友を通して少しずつ話すようになって、一度偶然二人きりになって飲んだことがあった。


「ぺぷちゃんはさ、誰と話してる時でも壁を感じるのよ。もっと心開いて!!!」

「あのさ、前回●●さんがぺぷちゃんにキツく言ってたの、違和感だった。私、"あなたのためを思って"っていう人、一番苦手なんだよね」


既婚者を狙う危険な女性かと思っていたけど(狙ってるのかもしれないけど笑)、キツいこと言ってきた人の悪口にならないように私をケアしてくれた。人の痛みと気持ちを誰よりも想像して気遣ってくれる、やさしい人だった。


これ以外にも、ほかにも思い出すだけで2人くらいいる。最初はイヤだなと思ってたけど、後からめっちゃ仲良くなった人。


とにかく、第一印象が悪くてもそれだけでシャッターを閉めないようにしよう、と、38年生きてきて初めて思った。

 
 
 

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