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親愛なる友人との時間

  • 執筆者の写真: Pepuco null
    Pepuco null
  • 3月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月5日

なにを隠そう、体調を崩している。


2週間前の火曜日の夜、会社の若い人たちと(上司も若い)居酒屋に行って、初めての"赤から"だったのでとても楽しく、二次会はおなじみの鳥貴族に行き、都内から終電で帰ってきた。


家で飲むときは暖房をつけて布団にくるまりながら常温のワインを飲んだりするが、外で飲むときはそこまで暖かくない空間で、氷の入ったキンキンに冷えたお酒を飲むものだから、やっぱり体調を崩した。


体調が悪いと、どうしてもネガティブになり、消極的になる。


そんな時は楽しいことを考えてみようと思い、寝る前にこれまでの楽しかった記憶を思い出すことがある。


数日前、楽しい記憶を思い起こそうとして浮かんでくる出来事のほとんどが、友人と過ごした時間であることに気づいた。


私はもともと友人が少ない。中学校までは幼稚園から一緒の友達と全員ひとつのクラスで過ごしていたが、高校からは違った。


高校の時は数名仲の良い子ができたが、その子たちとは別の大学へ進んだ。私は大学に行きたくなかったので受験勉強をしなくても入れる短大に推薦で入った。


短大から4年制大学へ編入し在籍していた時は、友人と呼べるような人はほぼできなかった。その時はずっと友人が少ないことに悩んでいた。


結構思い詰めてしまって、短大に入ったばかりのころは高校時代の友達に泣いて電話した時もあった。


そんな友人たちと、お互いにつらい時間を共にしたり、旅行で長い時間一緒に過ごしたりした時のことはありがたくて、結構思い出す。


お互いに家が近かった時に、料理が得意な友人の家へ缶ビール6缶パックを夕食代に夕ご飯を食べに行っていたこと。


現地集合現地解散で計画したベトナム旅行でのんびり過ごしたこと。


恋人と別れたばかりのつらい時間を一人で過ごしたくなく、代々木公園でお茶した後、失恋で辛くて食欲がないという友人を、せっかくおしゃれな街だからと名前も知らない静かなイタリアンに入って、少しだけご飯を食べてお酒を飲んだこと。


今住んでいる地域でも、最初はさみしくて仕方なかった。それで飲みに出ていたのだけど、何回か会って覚えてくれると、本当に兄弟姉妹のように仲良くしてくれる人たちがいっぱいいて、私はさみしくなくなった。


私に必要なのは恋人じゃない、友人なのかもしれない。


友人に死別や離別以外、別れはないもの。お互い、関係を続けていこうという気持ちがあれば、いつまでも仲良くいられるから。





 
 
 

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